西表島観光|旅のスタイル別、マングローブ水上ツアーの選び方

日本では珍しいマングローブ。

西表島ではいたるところでその群生を見ることができます。

旅のスタイルに合わせて、カヤッククルーズ船を使い分け、

南国ならではの豊かな自然を楽しみましょう。

それぞれの特徴とツアーの選び方をご紹介します。

マングローブとは

マングローブとは汽水域(海水と淡水が混ざり合うところ)に生息する植物の総称です。

『マングローブ』という品種がある訳ではありません。

(筆者もそう思っていました)

熱帯および亜熱帯地域でみられ、日本国内で自生するのは

沖縄もしくは鹿児島のみと言われています。

西表島では主にオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの3種のマングローブが見られます。

地上に突き出した根(呼吸根)が特徴のオヒルギ
タコのような長い根が特徴のヤエヤマヒルギ

カヤック:じっくり自然と触れ合いたい人向け

身体を動かすのが好き時間をかけて自然と触れ合いたいマングローブに最接近したい

という方はカヤックを選びましょう。

概要:1人もしくは2人乗りのカヤックで河口へ漕ぎ出し、マングローブを楽しみます。

所要時間:2時間〜半日

ロケーション:上原港近辺

準備物:運動しやすく汚れてもよい服装。

    カヌーに乗る際の靴は無料で貸してくれるところが多いと思います。

ツアー紹介:①Nilaina Holidays (ニライナホリデイズ)

      http://www.nilaina-holidays.com

      元気なガイドさんと共にマーレ川へ漕ぎ出します。

      ②浦内川観光

      http://www.urauchigawa.com

      ガイド付きツアーもしくはカヤックのみのレンタルも可能です。

      浦内川は川幅も広い為、初心者の方はガイド付きが安心です。

筆者はニライナホリデイズのカヌー&トレッキングツアーに参加しました。

服以外で必要になるものは一式貸してもらえます(ツアー料金に含まれています)。

最初はパドル操作にやや苦労しますが、

慣れてくると両脇に生い茂るマングローブを楽しむ余裕が出てきます。

まさに西表島ならではの絶景。

筆者のツアーはトレッキング付きでしたが、

カヌーだけという方は、②浦内川観光を利用する方が良いかと思います。

クルーズ船:見所をさっと網羅したい人向け

こちらは、やりたいことが多すぎて十分に時間が取れないという方、

ラクしていい景色を眺めたい、という方におすすめです。

特に準備する物はなく、決まった時刻に発着場へ行けばOKです。

※最新の発着時刻はHPから確認ください。

概要:30人ほど乗れる大きめのボートでマングローブから亜熱帯ジャングルまでを短時間で体験します。

所要時間:約1時間

ロケーション:上原港近辺

準備物:特になし。普段着のまま参加できます。

    ボートは屋根付きなので、雨でも安心です。 

ツアー紹介:浦内川観光

      http://www.urauchigawa.com

浦内川観光は上原港から車で10分ほどの場所にあります。

クルーズ船の他にも、カヌーツアーやトレッキングツアーも開催しています。

スタッフみなさん親切で親しみやすい印象。

マングローブを含む西表島の動植物の生態や、

昔の浦内川周辺の暮らしについての紹介を聞きながら片道30分のクルーズを楽しみます。

船長さん、出発前までは方言全開で何を言っているか全く分からなかったのですが、

ツアーが始まると突然綺麗な標準語に。仕事人です。

ハイライトは発着場から200mほど上流の浦内川支流への入り口。

ツアー内で最もマングローブの群生に近づきます。

行きは進行方向左手の席がおすすめです。

以上、水上から楽しむマングローブツアーのご紹介でした。

みなさんも各自の旅のスタイルに合わせて、マングローブとの貴重な出会いをお楽しみ下さい。

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