インテリアコーディネーター資格試験の勉強法(2次)
転職やスキルアップにインテリアコーディネーター資格の取得を目指す方も多いと思います。
今回は2019年に資格を取得した私自身の経験をもとに、2次試験対策のポイントをご紹介します。
2次試験攻略の鍵はプレゼンテーション、
そしてプレゼンテーション攻略の鍵は
1つの過去問題を繰り返し練習して模範解答と同レベルまで高めることにあります。
以下詳細をご紹介します。
目次
ポイント1 講座受講がおすすめ
私は1次試験勉強期間中からインテリア製図に少し触れていましたが、2次試験は講座を受講しました。
結果として受講してよかったと考えています。
講座受講のメリット
・合格のため押さえるべきポイントを一気に学べる
・効率的な作図方法を学べる(2次試験は時間との勝負)
1次試験と異なり2次試験はより専門的な技能が求められます。
また1次終了から2次まで約2ヶ月と準備期間が非常に短いです。
この短期間で合格レベルに達するには、ポイントを押さえて効率的に学習する必要があります。
受講料は決して安くありませんが、再受験という時間的な損失を考えるとメリットは十分あると考えます。
ポイント2 プレゼンテーションに比重をおいて勉強する
インテリアコーディネーター資格試験において、インテリア製図関係はプレゼンテーションと題されています。
勉強の際はこのプレゼンテーションに時間をかけましょう。
ここの出来が合否を左右します。
論文は、時間が取れなければ解答例を読むだけでもOKと思います。
隙間時間をうまく使って対応しましょう。
ただし直前に2、3問は実際に書いてみて感覚を掴んでおきましょう。
使用する問題集:インテリアコーディネーター2次試験過去問題徹底研究(ハウジングエージェンシー発行)
これまでインテリア製図に触れたことが無く独学で試験対策をされる方は、以下のテキストが参考になると思います。
参考テキスト:はじめてのインテリア製図 合格する図面の描き方(ハウジングエージェンシー発行)
ポイント3 1つの過去問題を模範解答と同レベルになるまで繰り返す
プレゼンテーション練習のステップ
①2〜3年分をさっとやってみる(解答見ながら感触を掴みましょう)
②1つの過去問題を模範解答と同レベルになるまで繰り返す
③5年分くらいを各3回程度解く
大事なのは②です。
試験においては、室名や寸法、エレメントの名前、照明など必須項目を抜け漏れなく記入する必要があります。
インテリアコーディネーターの2次試験は過去10年ほぼ同じ形式で出題されています。(特に平面図、展開図はほぼ毎年出題)
そしてインテリア図面として求められる項目は毎年同じです。
つまり1つを完璧に仕上げれば他の年の問題にも応用が効くのです。
過去問題集には10年分の問題が収録されていますが、
おそらく全てやるには時間が足りないと思われます。
パース、アイソメ、家具図など出題内容の異なる年の問題を選んで2〜3回繰り返し解く方が力になります。
解答用紙はたくさんコピーを取っておきましょう。
以上、インテリアコーディネーター資格試験(2次)の勉強法でした。
2次は試験準備も本番も時間との戦いです。
1次が終わってホッと一息つきたいところでしょうが、
すぐに気持ちを切り替えて2次の準備を始めるのが得策ですよ。
それでは頑張ってください。