インテリアコーディネーター資格試験の勉強法(1次)

転職やスキルアップにインテリアコーディネーター資格の取得を目指す方も多いと思います。

今回は2019年に資格を取得した私自身の経験をもとに、1次試験の勉強法についてご紹介します。

合格の鍵はハウジングエージェンシー発行の過去問題集を繰り返し解くこと。

ポイントを含めて、以降詳細をご紹介します。

ポイント1 使用する問題集と参考書

複数の問題集、参考書が発行されており、初めて受験される方はどれを選べば良いか迷うかと思います。

私の経験上、以下の4冊で合格に必要な知識は十分に身につきます。

問題集:インテリアコーディネーター1次試験過去問題徹底研究 上/下巻(ハウジングエージェンシー発行)

参考書:インテリアコーディネーターハンドブック統合版 上/下(インテリア産業協会発行)

問題集を主体に学習を進め、疑問点解消やより詳細な知識を得るためにハンドブックを使用します。

過去問題集を使うメリット

  • 実際に出題された問題で合格に必要な知識をダイレクトに学べる
  • 直近5年分の全問題集が収録されているため出題傾向を掴める
  • 実践力を養える(1次は選択式ですので慣れも重要です)
  • 解説やキーワード付きで、最低限の知識を短時間で網羅できる

インテリアに限らずどの分野においても、必ず身につけるべき重点項目が存在します。

インテリア産業協会側も重点項目がしっかり身に付いたコーディネーターをより多く輩出したいと思っているはず。

つまり試験問題は重点項目をメインに構成されます。

必然的に過去問題集が重点項目を学ぶ上で最も効率的になります。

出題傾向が変わってくることも予想されますので、問題集はなるべく最新のものを使用しましょう。

ポイント2 問題集を繰り返し解く

少し努力の要素が大きくなりますが、知識の定着にはやはり繰り返すことが欠かせません。

目安は3回。4回解ければ十分な自信を持って試験に臨めると思います。

私は1次試験の4ヶ月前から本格的に勉強を始めました。

2019年は台風の関係で受験日程が変わったので、最終的には問題集を4回繰り返しました。

繰り返し勉強する際のポイント

1回目:問題集を一通りやりきることが最重要

    あまり力まず、全体を俯瞰する気持ちで。

    分からないところはすぐに答えを見ながら進めましょう。

2回目:なるべく自力で解くことを意識しましょう

    間違えた問題をチェックしておく事を忘れずに。

3回目:もう一度自力で解いてみましょう

    間違えた問題をチェックしておく事を忘れずに。

4回目以降:2回目、3回目で間違えた問題(弱点)を中心に時間が許せば何度も繰り返しましょう。

2回目(時間があれば3回目)を終えた時点で、

巻末の実力テストを使って自分のレベルを把握するのが良いと思います。

ポイント3 問題集に出てくる語彙を“理解”する

ここは重要なポイントです。

合格するには過去問題集を“正解できるようになる“では不十分です。

なぜなら本番では、過去問題集の選択肢が問題文として使われ、問題文中の語彙が回答選択肢となりうることが良くあるからです。

インテリアコーディネーター1次試験過去問題徹底研究2019より(ハウジングエージェンシー発行)

問題文中や選択肢、解説、キーワード中の知らない語彙を調べる癖をつけましょう。

マーカーで色を付けておくと後で見直す際に便利でGOODです。

初めから全てを調べ出すと恐ろしく時間がかかるので、問題集を2回目に繰り返す時からでOKです。

まずはスマホでサクッと調べても解決でも良いですが、

この時にハンドブックを使用するとより良いかと思います。

ハンドブックは専門的な内容が含まれているため、少々難解です。

しかしながら問題集のみとは比べられないほど知識が深まります。

過去問題集とネット検索のみでも試験突破は可能かもしれませんが、

コーディネーターとしての実務を見据えると、ハンドブックでの勉強をおすすめします。

いかがでしたでしょうか。

もちろん資格試験の勉強に掛けられる時間は人それぞれ。

とにかく過去問題を1回解くと勉強に必要な時間が分かりますので、

1次試験日程から逆算して戦略を立てましょう。

今年の1次試験は10月11日ですね。

まだ全然手がついていない!なんて方はとにかく過去問題集に集中してみるのも良いかもしれません。

以上、インテリアコーディネーター資格試験(1次)の勉強法でした。

1次はやればやるだけ力になりますので最後まで諦めずに頑張りましょう。

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